2012年05月

2012年05月24日

ポラリエのレビューを求めている人が多そうなので
今まで使用してみてきた中での感想を述べようかと思います。

まず、携帯性
サイズは非常に小さい(といってもコンデジ2個分くらいはあるけど)ので
持ち運びは難なく出来ます。凹凸も少ないですし、マウントも取り外せるので
出っ張りが無いのは利点ですね。
重さは800gだったかな?くらいなので軽いです。持ち運び便利。


次に、重要な追尾性能
追尾性能はそこそこ、といったところでしょうか。
現段階ではまだちょっと分からないのですが、覗き穴に北極星を入れて
6時間ほど追尾した後にコンポジットすると、ずれが生じています。
極軸が完璧に合ってないと長時間追尾は難しいでしょう。
極軸望遠鏡を付ければいいですが、あれ、本体価格の2分の1もするので
ちょっと買うのに気が引けますね。
短時間追尾においては全く問題なく点像になるので、夏の天の川などの撮影には
期待しておる次第です。

そして、耐荷重性
2kgまでの機材ならOKって説明文に書いてありますが、まぁだいたいそのくらいです。
重すぎるのを付けると、長時間追いかけているうちにネジが緩んでしまうようで
あまり重いものは推奨できないです。
ボクのメインカメラD300sにバッテリーグリップエネループ仕様にしたら
それだけで1kgを軽く超えるので長時間やるのであれば何か考えなくてはならないでしょう。
マウント固定ネジがちょっと気に食わないのですが、あれどうにかならんのかなあ。
すぐ緩むので。


また、電源はエネループ2本で10時間とありますが
だいたい合ってます。
外部電源にminiUSB端子が付いているので、適当な電源用意してあげれば
長時間駆動もらくらく出来ますから、これは大きな利点ですね。
大げさな電源が要らないですから。
スマホの携帯充電器とかでも動きますし。


付随機能について
北極星が見えなくても安心、ちゃんと合わせられるよ機能
ってのが売り文句であった気がしますが、
確かにサイドに付いている傾斜計と背面に取り付けられた方位磁石で
やろうと思えば出来る、程度のモノとして考えたほうがいいです。
丸い方位磁石では本体の面に対してどう北に向ければいいのか分からないですし、
傾斜計も、ライト付きますけど小さすぎ&目盛りがおおよそな感じなので
正確な軸合わせは難しいと考えるのが妥当かなと思います。
ボクの使い方が間違ってるだけかもしれませんが。


星景撮影モード等について
まだ試してませんが、おそらく使えます。
太陽追尾も軸さえ綺麗に合わせられればばっちり追尾できそうです。
月はまだ使ってません。どうなんでしょう。


使ったこと無いけど極軸望遠鏡について
方位磁石とマウントを外してから取り付けて軸を合わせるので、
合わせた後にまた磁石とマウント取り付ける際にズレが生じる可能性がある、
と思われます。
何であんなところに取り付けるようにしたんだろうか?



総評
ネガティブなことも多く書きましたが、携帯性は良いですし
短時間で数枚コンポジットするくらいの使い道であれば、
全く問題なく使えます。
使い方も簡単ですし、安いのは大きなメリットだと思います。
カメラの性能も上がって高感度耐性もかなり強くなってきていますから
カメラの性能次第では、良い写真が撮れるのではないでしょうか。


以上、購入の参考になれば幸いです。

(01:07)

2012年05月21日

金環日食見れなかったのでマイク作った。

といっても余ってたコンデンサマイクカプセル(WM--61A)を
既存のダイナミックマイクに組み込んだだけだけど。

用意しますはパイオニア製 DM-3A (オークションで500円なり。)(分解済み)
R0011619
タブレットが汚れてるのは気のせいです。
プラモとかこの上で作るからついつい汚しちゃうんだよねえ・・・・
っと、DM-3Aを分解したのが上の写真になります。

モノラルのダイナミックマイクで、プラグが6.3mm。
音質はチーっというノイズが乗るムカつく仕様だったのでこいつはもはやマイクではない。

まずはユニットを抜き出して配線をちょん切ります。
R0011620
ちょん切られたトランス?

ここから伸びてる配線のGNDとソースをマイクカプセルに繋いでハイ終わり。
今回はコンデンサや外部電源等は一切無しの直結仕様です。

んで、使いにくい6.3mmモノラルジャックを普通の3.5mmジャックにして完成~。
mic_2_3
3極プラグだけどリングは配線されてません。
チップとGNDだけ繋いであります。

これをオーテクのAT-MA2に繋いでモノラルにセットし、
プラグインパワーONにして使用すれば使えます。

音質が明らかに改善され、集音性が良くなりすぎて普通のボーカルマイク?
みたいな使い方は出来ませんが、目的は自然音の取り込みなので問題ナッシング。
むしろ音を拾ってくれるおかげで用途が広がりますね。
多少の風防効果もあるので、むき出し状態よりよろしい。

とまぁこんな感じでした。



(22:37)
金環日食撮る前準備をしてきたのに、夜からずっと雨でしたー。
ちくしょう。



orz

(16:39)

2012年05月19日

色々と試してきた結論を書くと、
まずポラリエで100mm以上の追尾は厳しそうだということ。
というのは、どうしても朝方になるのでポラリスが見えないため、
極軸にズレが生じてしまい、
且つポラリエ自体が磁力を帯びているみたいなので
方位磁石も当てにならないということから、
完全にガイドするのが難しいのでした。
夜から待機すればいいのだろうけど、面倒なのでやめる。

おまけに望遠レンズは基本、重たいのでポラリエが耐えられないみたいです。
重すぎるとネジが緩むみたいで、だめですね。
ネジロック使えばいいかもしれないけど・・・・面倒だ!


というわけで、固定撮影で1分おきに撮影する方法を取ることにします。
これを間引きして比較明コンポジット合成すればオーケーかなと。
焦点距離は35mm
これでいこうと思います。


気が変わるかもしれないけどね!
あと、ここでは金環日食にならないので、移動したいところだけど
金欠なので移動も出来ないという悲しい現実が待っていました。
別に、悲しくなんてないんだからね!


(21:04)

2012年05月18日

明日にでもアドバイスを受けました通り、
真北に向けて200mm前後の焦点距離で
太陽撮影をしてみようかと思います。
欠け始めから欠け終わりまでおよそ3時間。
ポラリエがどこまで追尾できるかわからないけども
追尾出来そうなら大きく撮り
無理そうなら固定撮影って感じでいこうかと思います。
固定撮影なら35mmを試してみるかなぁ。

おまけ
光害が酷すぎてまともに写らない天の川と
ヒコーキの跡の写真。
どっちもひでぇ出来栄えだぜ・・・。

sky_01

sky_02




(21:41)